2022年の年間死者数157万人。
この数字は、過去最多の数字で40年前の2.2倍。
2040年の約170万人をピークに、長い期間高止まりすると予測されています。
今の日本は超少子高齢化と同時に訪れた「多死社会」なのです。
でも、世の中を見渡すと、「シニアのための終活」ばかり。
「死なない人はいない」し、「人間いつ死ぬかなんて誰にもわからない」のに、死がとても遠い存在になってしまっているのではないでしょうか。
「死というテーマ」には本来、愛や感謝、つながりなど、生をポジティブに照らす側面があります。誰にでも「死」が訪れることを意識することで、「では、今をどう生きるか?」を考え、行動にうつすことができます。
令和の時代にあわせて、「死」に関することをアップデートする必要がある、
そのためにも、まず「死というテーマ」がタブー視され過ぎている現状をなんとかしなければ、とわたしたちは考えました。
「死」をタブー視せずに、人生と地続きのものとして捉え直し、
年齢や個別の事情によらず、多くの人が「死というテーマ」をきっかけに、
今をどう生きるかを考える。
Deathフェスは、そんな「生と死のウェルビーイング」のためのイベントです。
人生100年時代をどのように生きるか?
そして死後100年後、「かつて自分だったはずのもの」はどうなっていたいか?
一緒に考えてみませんか?
9月1日は「防災の日」。社会をあげて防災訓練をし、各家庭が備蓄を見直すように、4月14日を「よい死の日」として定着させ、誰もが自分の生と死を見直す日にしたい。自分の備えを見直したり、人生について考えたり、家族や友人と話したりする。そんなきっかけになるように、Deathフェスを定番イベントとして育てていくことを目的として設立されました。
毎年4月14日(よい死の日)の前後には、Deathフェス賛同団体・事業者による「持ち寄り」スタイルのイベントを全国各地で開催し、Deathフェスのムーブメントの輪を渋谷から全国に広げていきます。
〒150-0036 東京都渋谷区南平台町4番8号 南平台アジアマンション508号室
短大卒業後、IT系企業へ入社。育児離職、子育て支援NPOへの参画を経て、2010年末内閣府のビジネスプランコンペで採択され、働き方や生き方の選択肢を増やすためにPolaris設立。令和元年度東京都女性活躍推進大賞地域部門大賞受賞。2023年、より個人的関心に根差した実験的プロジェクトに関わる器として合同会社メーヴェ設立。現在は「生と死のウェルビーイング」をテーマに、Deathフェス開催に向け奮闘中。
理系大学院卒業後、IT企業、女性向けWebメディア運営会社を経て2006年に独立。企業や経営者、研究機関の伴走者となり、企業のオウンドメディア立ち上げや情報発信、コンテンツプロデュースを支援。 サイエンス系記事の執筆や研究機関のアウトリーチ支援なども行う。そのほか、女性経営者・フリーランスのためのオンラインコミュニティ「ホクレア」を運営。日本での有機還元葬の実現に向け、法人設立も準備中。