4月14日は、よい死の日。
20244.13-18
渋谷ヒカリエ 8/
非営利型株式会社Saniwa
みんなの「死ぬのにもってこいの日」
参加費無料

関西を拠点に「生と死」をテーマとして活動を行っているアーティスト、河村啓生(かわむらのりお)。ホスピスでボランティアをしたり、葬儀社で働いたりしながら作品制作を続けてきた河村は、2023年にはSaniwaと共催で「死生観」についてのトークイベントを神戸で行うなどしてきました。立体造形や生け花など多様な展開をみせる河村の活動から、Deathフェスでは「死ぬのにもってこいの日」を取り上げて紹介します。

ナンシー・ウッドがプエブロ・インディアンとの交流から編んだ詩集『今日は死ぬのにもってこいの日』(訳:金関寿夫、出版:めるくまーる、1995/原題:MANY WINTERS)に、河村がホスピスで出会ったことをきっかけにこの取り組みは始まりました。詩集の邦題にもなった一節を下敷きに、それぞれにとっての「死ぬのにもってこいの日」を考え詩作してみるこのワークショップは、2017年以降何度も開催され、いままでに数十篇の詩が生まれています。2020年にはコロナ禍の中でオンラインワークショップを通して生まれた詩を、芸術祭「六甲ミーツ・アート芸術散歩2020」で展示。翌2021年には新潟での滞在制作での実施を通して映像作品を制作、発表しました。

このブースではそれらの展示に加え、来場者が簡単に参加できる方法を通して、いろんな人にとっての「死ぬのにもってこいの日」に新たに出会える場所を作ります。