近年テクノロジーの発達により、個人データを利用して、故人を擬似的に復活させることが可能となりました。
故人の発言を学習してAIのキャラクターを生成したり、Deepfake と呼ばれる顔画像を学習して故人の顔と差し替えるなど、
ともすれば肖像権を侵害してしまうような表現も可能になり、倫理観の面などから多くの議論を巻き起こしています。
私たちはこの状況を「D.E.A.D.(Digital Employment After Death = 死後デジタル労働)」と名付けました。
この人類初の状況に対して、死後の個人データ保護や肖像権に関する法制度や社会環境はまだ整っていません。
この展示では、そんなD.E.A.D.に対する世論を整理し、理解を深め、あなた自身の意思を表明することができます。