11:00-20:00
渋谷ヒカリエ 8F「8/」COURT・CUBE
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杉下 由美

エピローグサロン「光の庭」デザイナー
有限会社ワイツープランニング 代表取締役社長

服飾デザイナー歴40年。
鐘紡、ロンシャンなどのアパレルデザイナーを経て、目的の有る服を作りたくユニフォームコスチュームの世界に転職。その後、独立。有限会社ワイツープランニングを設立。
広告代理店の「仕事で使う戦略的なコスチューム」等のデザイン企画製作を25年ほどしている。
衣装の力を知っている服飾デザイナー。

2013年よりエピローグサロン「光の庭」を立ち上げ エンディングドレスを始めます。
大きなきっかけは早世した友人の夫がタイガースのユニフォームを着用して棺に入っていた時、早すぎる死に動揺していた参列者がその姿を見て彼の思い出を口々に語りだした時。衣装の力を強く感じる。ぼんやりとエンディングドレスを作りたいと思っていた気持ちがしっかりと動き出しました。どうせ燃やす服としてペラペラな死装束が普通になっている事も疑問でした。最期に身にまとう服なのに。

「人生を讃えるハレの衣装」として、最期に着る服は七五三、成人式、結婚式と同等のフォーマルドレスを着てほしい。とデザインをしています。
お見送りの時に、故人の人生を皆さんで話が出来るそのきっかけになる衣装、そして最期の印象は「美しい人」になる衣装。そういうドレスを作っています。

また、エンディングの服飾デザイナーとして、ドレス以外にも気が付いたものをデザインしているうちにアイテム数も増え続け、「光の庭」は「エンディングのセレクトショップ」の様になっています。
グリーフケアにつながる「抱っこできる胎児の棺」「ペットの布棺」髪を失くした方のために作った帽子、直葬の時パジャマの上からもふわりと掛けられるベールなど、「光の庭」はエンディングのブランドとして成長しています。

あと、他社の新規事業としてエンディングの衣装、ペットの葬送ブランドの立ち上げをプロディユースしたり、オリジナルの別注企画を創ったりなど、エンディング産業のデザイン活動をしています。

HP
https://www.hikarinoniwa.co.jp/
光の庭インスタ
https://www.instagram.com/hikarinoniwa_epilogue_salon/
杉下由美FB
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006101256424

【杉下 由美さんからの応援メッセージ】
Deathフェスというこのイベントが登場したことが、とにかく嬉しい。人間の100%が迎える「死」から、ずっと目を背けられていていたのがホントに切なかった。
エンディングドレスを作っているだけで、怒られたり揶揄されたりした時代(ほんとにあったのよ~)は終わったのね。と、しみじみ思います。
そして、ここに集まっている人たちがまた凄い。それぞれがトップランナーじゃないですか。この方たちをキーにして、「死」をあらゆる角度から語って考えて、楽しんでしまおうとするフェス。
また、化学反応が起きて大きな動きになっていくと思います。
Deathフェスは、時代を作っていますね。素敵です。