「バーチャル葬儀」を題材としたフィクション映画『それはかつてあったから』の上映会を開催します。愛する人の死とそれに続く葬儀を中心に展開されるストーリーの中で、バーチャル(遠隔)参列、葬儀の追体験、バーチャル葬儀会場を介したコミュニケーションなどが描かれます。弔いとテクノロジーが組み合わさった時、私たちは何を想い、何を考えるのか。デジタル時代の弔いのデザイン研究者である瓜生大輔のオファーをきっかけに研究者として映像制作に携わる有馬俊が監督を務めた本作は「デザインフィクション」映画としての側面も持ちます。本作の上映会を通し、多くの方々と共に「これからの葬儀のあり方」を考える場を提供します。

